多忙な情シス部門の業務負担を軽減し、よりコア業務へリソースを割く体制を整えられる「情シス代行サービス」。とくに“情シスが不在”や“リソース不足”など課題をを抱える企業にメリットが大きいサービスです。今回は、情シス代行サービスの概要やメリット、ハイパーおすすめの代行サービスを紹介していきます。

1．情シス代行サービスとは

情シス代行サービスとは、その名の通り、情報システム部門の業務を外部の企業が代行するサービスのことです。具体的に企業は、社内ヘルプデスク業務やシステム運用、IT機器の選定などの業務をアウトソーシングすることができます。

2．情シス代行サービス活用の3つのメリット

では、情シス代行サービスを利用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは3つのメリットを解説します。

情シス部門はコア業務に注力できる

ヘルプデスク業務や各種トラブル対応など、情シス部門は日々ノンコア業務に追われています。しかし、ノンコア業務に時間を取られてしまっては、会社の利益に直接繋がるコア業務に十分な時間と労力をかけることができません。

その点、情シス代行サービスへノンコア業務を依頼することで、ノンコア業務に充てていた時間・労力をコア業務に割くことができるようになります。よりコア業務へリソースを振り向けることで、企業の売上・生産性の向上はもちろんのこと、情報シス部門のモチベーションアップも期待することができるでしょう。

情シス部門の業務負担が軽減される

情シス部門担当者のよくある退職理由として、「業務過多」が挙げられますが、情シス部門への負担を放置してしまうと、従業員の退職による社内インフラの機能不全が生じかねません。

しかし現状は、とくに情シス業務を一人で担う「ひとり情シス」や他部署と兼任して情シス業務を行う「ゼロ情シス」は、退職もチラつくほどの激務と言っても大げさではないでしょう。

その点、情シス代行サービスに依頼することで、情シス部門の業務負担は軽減されます。業務負担軽減は、従業員のストレス軽減および退職リスクの低下が期待され、社内インフラの安定稼働にも寄与します。

このように情シス代行サービス利用による情シス部門の業務負担低減は、従業員個人に留まらず、会社全体にも大きなメリットが生じるのです。

人件費の削減を図れる

繁忙期は情シス代行サービスに依頼し、閑散期は自社の従業員で対応する、という方針をとることで、人件費の削減を図ることができます。情シス代行サービスを利用することで、繁忙期における従業員の残業や休日出勤を減らすことができるためです。関連して、雇用する情シス部門の従業員の人数が減るため、採用コスト・育成コストの削減も実現します。

3．情シス代行サービス活用の注意点

良いことばかりに思える情シス代行サービスですが、利用にあたっては注意点もあります。それは、アウトソーシングした業務については「社内にノウハウ・技術・知識が蓄積されづらい」ということです。これは情シス代行サービスへアウトソーシングした業務を自社で行う従業員がいなくなるためです。例えば、IT機器の選定をアウトソーシングした場合、万が一の機器トラブルに対して自社のリソースだけでは対応できない事態も起こり得るでしょう。そのため、とくに“いずれは自社で情シス部門の運用を完結させたい”と考えている企業は、アウトソーシングをする業務内容の吟味は必須になります。

4．【ハイパーおすすめ】情シス代行サービス「Business Core NEXT」

ハイパーの情報システム代行サービスは、パソコン1台、ケーブル1本を急ぎで欲しいという短期から、サーバー運用、パソコン設定・設置作業、情報セキュリティ対策、ペーパーレス化など長期に渡る情報システム担当者さんのお悩みを解消へ導く法人向けサービスです。

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5．まとめ

情シス代行サービス活用により、コア業務への専念や業務負担軽減などのメリットがある
一方、社内にノウハウ・技術が蓄積されないリスクがあるため、アウトソーシングする業務の選定は必須
情シス代行サービス「デジテラス」では、クラウド構築代行のほか、エンジニアによる監視・技術サポート・運用代行に対応