2025年1月にハイパーでは、CLINKS株式会社が提供開始した法人向け生成AIサービス「ナレフルチャット」の販売代理店契約を締結しました。同サービスではChatGPTやClaude、Gemini、Perplexityなどの生成AIモデルを利用することができます。そこで本記事では4つの生成AIモデルの有効な使い分けについて解説します。

法人向け生成AIサービス「ナレフルチャット」とは

「ナレフルチャット」は、企業専用の対話型生成AIチャットツールです。クローズド環境にてセキュアに利用できるため、「情報漏えいが心配」「生成AIはセキュリティが不安」という企業にも最適です。主な特徴として、以下の4点が挙げられます。

マルチAIモデル対応：ChatGPTやClaude、Gemini、Perplexityなどの最新生成AIモデルを使い分けられる
革新的なプロンプト作成サポート：「最終的に実現したいこと」を入力しさえすれば、AIが最適なプロンプトを自動生成してくれる
プロンプトタイムライン：プロンプトは共有・評価されるため、組織全体で生成AI活用ノウハウを蓄積できる
動画コンテンツ：生成AI初心者向けに、AIの仕組みやセキュリティなどに関する動画コンテンツを搭載している

なお、料金はPro-1000プランで月額40,000円（税抜）。利用人数は無制限かつ企業単位の定額制であり、導入しやすいサービス設計となっています。

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用途別「ナレフルチャット」で使える4つの生成AIモデル

「ナレフルチャット」で利用可能な4つの生成AIモデルの使い分けについて、用途別にご紹介します。

【多様な用途に対応】ChatGPT

第4次AIブームの火付け役である「ChatGPT」は、文章の生成や要約、翻訳、コーディング、画像生成など幅広い用途に高いレベルで対応できる点が特徴です。具体的には、記事の制作や提案書の原案作成、プログラミングなど、幅広い用途で利用できます。どのモデルを使うか迷ったら万能型のChatGPTを選択すれば間違いはないでしょう。

【自然な文章を生成】Claude

「Claude」は文章生成に特化した生成AIモデルです。Claudeが生成する文章はまるで人間が書いたかのように自然で読みやすく、AIっぽさが少ない点が特徴です。Claudeで生成した文章をそのままコピペして記事やSNSに用いても違和感は少ないはず。文章生成をするのであればClaudeが第一候補になるでしょう。

【回答に最新情報を反映】‎Gemini

Googleが提供する「‎Gemini（旧：Bard）」では、Google検索との連携によりリアルタイム情報を反映させた回答を出力しています。そのため、政治・経済の話題や災害情報など、最新情報の検索・出力をしたい場合にはGeminiが有効です。高い日本語処理能力を有するため、出力結果の違和感も少ないでしょう。

【信頼性の高い情報収集が可能】Perplexity

「Perplexity」はAI検索エンジンとして知られている検索特化型のAIモデルです。全ての回答は、信頼できるニュースメディアや学術論文などの引用によるもの。またその引用元もユーザーに掲示されます。そのため、とくに正確性が求められる学術研究や各種テクノロジー、報道などの領域での検索に真価を発揮します。

まとめ

「ナレフルチャット」は4つの生成AIモデルを利用できる
多様な用途で使う際には「ChatGPT」、記事やSNSでの文章生成なら「Claude」が有効
最新情報を回答に反映させたいなら「‎Gemini」、検索作業であれば「Perplexity」がおすすめ